台風5号は23日日曜日午後3時現在、フィリピンの東の海上にあり、時速10km/hで西北西に進んでいる。 中心気圧は985hPa、中心付近の最大風速は30m/s、最大瞬間風速は40m/sで、風速25m/s以上の風が吹く暴風域を伴っている。 台風はこの後、発達しながら次第に北西方向に進み、あす月曜日は強い勢力、あさって火曜日は非常に強い勢力になる見込み。強さのピークは火曜日で、中心気圧は925hPaまで下がる。 予報円の中心を結ぶルートを台風が進んだ場合、27日木曜日の未明に台湾を通過、28日金曜日には中国福建省莆田市付近に上陸する可能性がある。 石垣島や西表島が暴風域に入る確率は現在、最大で30%。強風域に入る可能性はさらに高いと思われる。
さて台風5号の後に、新しい熱帯低気圧が早くも予想されている。 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)は、次の熱帯低気圧が8月1日火曜日に沖縄方面にかなり接近する予想を出している。海水温が高い海域にあるため台風6号に発達する可能性もあるだろう。アメリカ海洋大気局(NOAA )の予想も同じ傾向だ。 九州や本州に接近するかはまだ不明だが、少なくとも沖縄ではこの熱帯低気圧の動向に注意しておいたほうがよさそうだ。
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