今日の観測1位 2024年10月22日(火)

宮崎県では高気圧の周辺を吹く湿った風がダイレクトに流れ込んで発達した雨雲が連続的に流入。線状降水帯となって記録的な大雨をもたらした。

顕著な大雨に関する宮崎県気象情報 第1号
2024年10月22日15時07分 宮崎地方気象台発表
宮崎県南部平野部では、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。
宮崎県記録的短時間大雨情報 第1号
2024年10月22日16時38分 気象庁発表

16時30分宮崎県で記録的短時間大雨
日南市付近で約120ミリ
大雨と落雷及び突風に関する宮崎県気象情報 第12号
2024年10月22日16時54分 宮崎地方気象台発表
宮崎県では、線状降水帯による非常に激しい雨が続いています。引き続き、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、宮崎県では、23日明け方にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。[気象概況]
 対馬海峡付近にある低気圧が発達しながら日本海へ進み、低気圧からのびる前線が23日朝にかけて九州南部を通過する見込みです。この低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、宮崎県は大気の状態が非常に不安定となっています。
 これまでの大雨で土砂災害や、洪水災害、浸水害の危険度がかなり高まっている所があります。今後、大雨警報や洪水警報を発表する範囲が広がる可能性があります。
 また、宮崎県では、23日明け方にかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。

[雨の実況]
解析雨量では、22日16時30分までの1時間に、日南市付近でおよそ120ミリの猛烈な雨となっています。
降り始め(21日00時)から22日16時までの降水量(アメダスによる速報値)
日南市深瀬 404.5ミリ
日向    313.0ミリ
都農    306.5ミリ
宮崎市田野 284.5ミリ

[雨の予想]
22日に予想される1時間降水量は多い所で、
南部平野部 50ミリ
北部平野部 50ミリ
南部山沿い 30ミリ
北部山沿い 30ミリ
22日18時から23日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
南部平野部 100ミリ
北部平野部 100ミリ
南部山沿い  60ミリ
北部山沿い  60ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

[防災事項]
厳重警戒:土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫
注意事項:落雷、竜巻などの激しい突風
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
宮崎県記録的短時間大雨情報 第2号
2024年10月22日22時12分 気象庁発表

22時宮崎県で記録的短時間大雨
延岡市付近で約120ミリ
宮崎県記録的短時間大雨情報 第3号
2024年10月22日22時49分 気象庁発表

22時30分宮崎県で記録的短時間大雨
延岡市付近で120ミリ以上

タイトルとURLをコピーしました