台風が接近(せっきん)すると大雨になるのはどうして?
台風は雨雲がいっぱい集まってできているんだ。
雨雲がたくさんあるから雨の量も多くなるんだよ。
雨雲はどれくらいあるの?
じっさいに台風の画像をみてみよう。
令和6年の8月に発生した台風5号の衛生画像(えいせいがぞう)だよ。
台風の中心から600キロぐらいは雲が広がっていたんだ。
これだけ雲が多いと雨もたくさん降(ふ)るはずだよね。
日本にかなり近づいた時のレーダー画像を見てみると、雨雲がどんなふうに並(なら)んでいたかがよくわかるよ。
雨雲がないところもあるゾゥ
そうなんだ。
この時は、雨雲は台風の中心の西側と南側に雨雲がたくさんあったんだ。
このように台風の雨雲は、発達(はったつ)した部分とそうじゃない部分があるのがふつうなんだけれど、接近(せっきん)して雨雲がかかってくると、どしゃぶりの雨になるんだよ。
雨雲はどんな形をしてるの?
いい質問だね。
衛生画像やレーダー画像だとわかりにくいけれど、実は積乱雲(せきらんうん)という大きな雲が輪(わ)のように集まって、台風の雨雲ができているんだ。
ひとつの積乱雲(せきらんうん)は直径(ちょっけい)が5〜10数キロ。広さでいうと、東京ディズニーランドの面積(めんせき)の10〜15%ぐらいなんだ。
この積乱雲が数え切れないくらい集まって台風の雲を作っているんだよ。
へぇ、そうなんだ
積乱雲ひとつでも大雨をもたらずパワーがあるんだ。
その積乱雲がいっぱいある台風は、雨が強く降って雨の量も多くなって、土砂災害(どしゃさいがい)などを引き起こすんだ。予想以上の強い雨が降ることもあるよ。
台風の雨はとても危険(きけん)だってことがわかったゾゥ
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