風速とは?

風速とは、単位時間あたりに空気が動く速さ、つまり風の強さを示す指標です。通常は「メートル毎秒(m/s)」で表され、気象庁の観測では10分間の平均風速が用いられます(アメリカは1分間の平均風速)。また、瞬間的な風の強さを表す「瞬間風速」もあり、特に台風や突風などの影響がある際には注目されます。

風速は気圧の差や地形の影響によって決まり、風が強いと体感温度が低くなったり、建物や交通機関に影響を与えることもあります。風速による被害の目安としては、10m/sを超えると歩行が困難になり、20m/sを超えると看板の落下や倒木などの危険が出てきます。天気予報では、風向(どの方向から吹いているか)とあわせて風速も示され、海上の波の高さや航空機の運航、スポーツイベントなどにも深く関係しています。

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