熱帯夜とは?

熱帯夜とは、夜間(午後6時から翌朝6時まで)の最低気温が25℃以上になる夜のことをいいます。日中に気温が高くなったあと、夜になっても気温が十分に下がらず、寝苦しさを感じやすくなります。都市部ではアスファルトや建物に蓄えられた熱が夜間に放出されることで、熱帯夜が多くなっています。

「熱帯夜」という用語は、元気象庁職員で、退庁後は気象キャスター、気象エッセイストとして活躍した、故・倉嶋厚氏による造語です。倉嶋氏が気象庁職員時代、ロシア出張のついでに立ち寄ったポーランドで「熱帯夜」を意味する気象用語を知り、日本でも使い始めました。

熱帯夜が続くと、睡眠不足や体調不良を引き起こす可能性があります。エアコンや扇風機、遮熱カーテンの活用など、体を休める工夫が大切です。

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