ハリケーンなどのシビアな気象現象に対し、アメリカ当局から発表される警戒情報は大きく分けて3種類ある。Warning(警報)、Advisory(勧告)、Watch(注意報)だ。
Warning(警報)は危険な気象現象や水害がすでに発生している状況、またはそうした状況が差し迫っている時に発表される。生命や財産を失う恐れがあることを伝え、嵐の予想進路に当たる地域に居住している人々に対して自ら身を守る行動を促す。
Advisory(勧告)も危険な気象現象や水害がすでに発生している、またはそうした状況が差し迫っている時に発表される情報だ。Warning(警報)よりも深刻の度合いは低いが、生活に大きな影響(不便)をもたらしたり、注意を怠ると生命や財産が脅かされる結果につながる。
ちなみに日本の気象庁が発表する「注意報」に相当する。
Watch(注意報)は危険な気象現象や水害のリスクが大幅に高まっているものの、その発生、場所、タイミングがまだ不確実な段階で発表される。なにかの計画を予定している人が、備えるまでに十分なリードタイムを取れるようにすることが目的で、危険な気象現象が発生する可能性を示す。発表されたら、人々は嵐の脅威に備えて行動計画を立て、特に旅行や野外活動を計画している場合は、最新情報と警戒事項に留意する必要がある。
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