・台風9号発生 沖縄の南で足踏み
・25日金曜日は台風10号が発生する見込み
・9月3日前後は台風11号が東〜西日本を直撃か
8月24日木曜日15時に沖縄の南にあった熱帯低気圧が台風9号になった。
台風はこの後、あまり動かずに同じようなエリアで少しずつ南下と北上を続ける見込みだ。台風は周辺の風に流されて動く性質があり、現在、台風の周りではそうした風が吹いておらず、足踏み状態が続くものとみられる。
一方で南鳥島近海にある熱帯低気圧は25日金曜日には台風10号になる予想で、こちらは太平洋高気圧の縁を吹く南風に流されてどんどん北上する。あまり発達しないまま本州の東海上へと進み、29日火曜日は日本のはるか東で温帯低気圧に変わる見通しだ。
さらに、一つ気になる予想が出てきた。
上記2つの台風の次に発生する台風11号だ。現時点での予想は、9月3日日曜日前後に東日本〜西日本のどこかを直撃する可能性が出ている。ただ、まだしばらく先のことでもあり、現段階では予報機関によって進路に大きなずれがある。
アメリカ海洋大気局(NOAA)は9月4日月曜日に関東地方を直撃するコースを予想している。一方、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)は9月3日日曜日に四国・九州を直撃するコースだ。いずにしても台風が日本に向かって北上してくることになりそうだ。9号10号よりも、むしろこの11号の動向に注意したい。
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