積乱雲とは?

積乱雲(せきらんうん)とは、大気の下から上へと強く空気が上昇することでできる、発達した大きな雲のことです。縦方向に大きく成長し、山のように高くそびえ立つ特徴があります。英語では「Cumulonimbus(キュムロニンバス)」と呼ばれます。

積乱雲は、地面が太陽で温められ、暖かい空気が上昇することで発生します。特に湿った空気がたくさんあるときにできやすく、上昇気流によって空気中の水蒸気が冷やされ、雲粒や氷の粒となって雲を作ります。さらに成長すると、雷や激しい雨、ひょう、突風、竜巻などの激しい天気をもたらすことがあります。

夕立やゲリラ豪雨、台風の雲も積乱雲の一種です。発達した積乱雲が近づくと、急に空が暗くなったり、冷たい風が吹いたりするため、天気の変化に注意が必要です。

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