気圧配置とは、地表付近の気圧の分布や高気圧・低気圧の位置関係を地図上で示したもので、天気の変化を予測する際に重要な情報です。気圧とは空気の重さによる圧力のことで、高気圧は空気が周囲よりも重く、下降気流が中心に向かって流れるため、晴れの天気をもたらすことが多いです。一方、低気圧は空気が周囲より軽く、上昇気流が発生するため、雲ができやすく、雨や風を伴う不安定な天気になりがちです。

「西高東低」の冬型の気圧配置では、日本海側に雪が降り、太平洋側は晴れるという典型的なパターンになります。気圧配置は、日常の天気予報だけでなく、台風の進路や梅雨前線の動きなど広域的な天候を把握するためにも欠かせない要素です。
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