ハリケーンとは?

ハリケーン(Hurricane) とは、熱帯の海の上で発生する、大型で強力な渦巻き状の嵐です。
日本で言う「台風」ととてもよく似ていて、仕組みもほとんど同じです。

■発生する仕組み
1.暖かい海(海水温26〜27℃以上)の上で、大量の水蒸気が発生
2.水蒸気が空にのぼって冷やされると、雲や雨になり、空気が上昇(上昇気流)が起こる
3.地上の気圧が下がり、まわりの空気が集まって渦を巻きながら成長していく
4.これがさらに発達すると、強い風や大雨をともなうハリケーンになる

■台風との違い
ハリケーンと台風は、発生の仕組みや特徴はほとんど同じです。発生する場所と呼び方が違うだけです。
・台風(Typhoon):日本やフィリピンの近く、北西太平洋で発生
・ハリケーン(Hurricane):アメリカ・カリブ海・メキシコ湾などの大西洋や東太平洋
・サイクロン(Cyclone):インド洋や南半球(オーストラリアなど)

「名前が違うだけで、起こっている現象は同じ」です。
ハリケーンはアメリカで大きな被害を出すことが多く、ニュースなどでもよく取り上げられます。

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